新吉田の家

のぼれる斜め本棚がある家

デザインコンセプト
担当:藤井伸介/藤井伸介建築設計室

神奈川県横浜市の北側斜面に位置する、閑静な住宅街に建つ住宅。読書が好きなクライアントの要望で、高い位置の本も出し入れしやすく、地震でも本が落ちにくい本棚が望まれた。

そこで、西側の壁を斜めにすることで、子供からお年寄りまで簡単に登ることができ、高い位置の本も容易に出し入れ可能な本棚を提案した。棚板自体も斜めになっているため、地震時の落下防止にもなる安全な本棚となった。また、壁を斜めにすることによって、屋根付きのアプローチを確保する役割も担っている。

本棚の側板は、天井から連続した梁の柱をそのまま利用。本棚の棚板は4mを超える長柱のたわみ防止材として機能させている。本棚という家具スケールの構造部材を用いながら、水平と垂直方向の両方に広がりのある空間を実現した。同時に、北側の窓から見える景色のほかに、大好きな本が並ぶ本棚という景色の両方を安心して眺めながら暮らすことも実現した。

この“はしごが不要”な本棚は、子どもやお年寄りが安全に利用できるため、児童図書館や老人施設など、今後の展開につながればと考えている。

所在地 神奈川県横浜市
主要用途 一戸建て住宅
設計 藤井伸介建築設計室
構造 木造
施工 株式会社栄港建設
階数 地上2階、地下1階
面積 86.16m2
写真 津久井輝明
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