ユニークな新人育成の試み-「人づくりプロジェクト展2015 私たちがオクルモノ」

東京・六本木のアクシスギャラリーにて10月6日まで開催されている「人づくりプロジェクト展2015 私たちがオクルモノ」。本展は、商業・文化施設などの空間づくりを行う、株式会社丹青社が主催する展示会だ。

「人づくりプロジェクト」は、丹青社が新入社員教育の一環として行っている研修のひとつで、入社直後の基礎研修を終えて部署に配属されるまでの約100日間でおこなわれる課題だ。配属後の職種にかかわらず、全員が数名の班にわかれて、第一線で活躍するデザイナーや一流の職人とともにひとつのプロダクトをつくり上げるというもの。制作のプロセスを通して、「仕事を進めるうえで大切なこと」を学ぶ目的がある。

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今年で5回目となる本展のテーマは「私たちがオクルモノ」。以前は「電話台」や「棚」など具体的なテーマが設定されていたが、今年はより自由な発想で考え、いかに他者に伝えるかというプロセスが重視された。13点展示されている中から、フレッシュな魅力を感じるプロダクトを紹介する。

【session】
野外用の折りたたみテーブル。野外それを読むをより楽しく、印象的な時間にするようなツール。デザイナーは、上垣内泰輔 / 鈴木篤志(丹青社)。

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制作した新入社員は、近藤里虹、髙橋亜由美、林大

【Aluminium Chair】
すべてアルミでつくられたスタッキングチェア。背もたれの部分は、パイプ椅子で見慣れたディテールになっている。デザイナーは、角田陽太(YOTA KAKUDA DESIGN)。

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制作した新入社員は、阿部小雪、和田栞

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【PIECE of PEACE】
手紙やカードなど、大事にしておきたいものを飾るためのパーツ。1ピースずつ取り外せるようになっており、マグネットで壁面などに接着する仕組み。デザイナーは、寺田尚樹(インターオフィス)。

PIECE of PEACE

制作した新入社員は、村山太一、山田志保

PIECE-of-PEACE

撮影:尾鷲陽介

会場に置いてあるiPadでは、プロジェクトの詳細や、各プロダクトができあがるまでのプロセスやプレゼン資料を見ることができる。

「人づくりプロジェクト」は、これから働くうえで生涯の基本であり課題となる、人との接し方、ひいては自らの成長の必要性を学ぶプログラム。一人ひとりがプロフェッショナルとして成長を続けていける社員をつくるための取り組みともいえる。会期中、人づくりプロジェクトに共に取り組んだデザイナーのギャラリートークも開催される。

人づくりプロジェクト展2015 私たちがオクルモノ
会期:2015年10月1日(木)~2015年10月6日(火)
時間:11:00~19:00(最終日のみ17:00まで)
会場:アクシスギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 4階)
https://220km.com

www.arbud-prom.com.ua/proizvodstvo-metallicheskih-lestnic