コルビュジエを近くに感じる展示「没後50年『写真家としてのル・コルビュジエ』展

コルビュジエを近くに感じる展示「没後50年『写真家としてのル・コルビュジエ』展

モダニズムの巨匠として知られる建築家ル・コルビュジエ。没後50年にあたる今年、コルビュジエ本人が撮影した写真と映像にフォーカスした展示が早稲田大学會津八一記念博物館で開催されている。

コルビュジエが、自らその空間的思考の道具として数多くの写真を撮影していたことはあまり知られていない。今回、パリのル・コルビュジエ財団の協力を得てそのうちの写真約350枚を一挙に公開し、あわせて16ミリのカメラで撮影された動画も上映する。

©Fondation Le Corbusier

©Fondation Le Corbusier

写真の内容は講演会で訪れたブラジルや、フランスのブルターニュ地方など旅先で撮影されたものが多い。波や浜辺の足跡、船のいかりや煙突、動物など被写体はさまざま。母親や自身のポートレイトも展示されている。映像は15分ほどで、写真同様に日々の何気ない様子から旅先でのワンシーンを収めたもの。

©Fondation Le Corbusier

©Fondation Le Corbusier

印象に残ったのは、波の様子や岩、建物の一部などをアップで写したものが多かったことだ。物のディテールに興味を持ち、自身の作品のインスピレーションになるような形や様子に興味を持っていたことが伝わってくる。

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また、会場では本人が愛用していた黒縁メガネとフィルムケースも展示されている。写真や愛用品を通してコルビュジエを少し近くに感じることができる展示は8月2日(日)まで。

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公式サイト