“100年続く美術館”をコンセプトにした「福田美術館」が、京都・嵐山に10月1日に開館

福田美術館美術館前庭(水盤)
2019/6/7 14:21

2019年10月1日、京都・嵐山に“100年続く美術館”をコンセプトにした新しい美術館「福田美術館」が誕生する。日本文化の新たな発信拠点となるべく、現代まで受け継がれてきた日本文化を次世代に伝え、さらなる発展へと繋がる美術館を目指している。

福田美術館のコレクションのコンセプトは、“日本美術になじみのない方が見ても、感動を覚える作品”。江戸時代から近代にかけての主要な日本画家の作品で構成される、約1,500点を保有する。琳派や円山四条派から京都画壇への流れを押さえたラインナップには、円山応挙や与謝蕪村、伊藤若冲ら江戸時代の絵師たちの作品をはじめ、横山大観、上村松園、竹内栖鳳など近代の名画、さらに国内有数の竹久夢二コレクションもそろう。

オープンから2020年1月13日にかけては、開館記念展を開催予定。会期を前後期に分け、コレクションの中から約120点の作品を展示する。狩野探幽の「雲龍図」など、本邦初公開のものも含まれる。

また、これからの100年のスタンダードとなるような新しい日本建築を志向したという建築は、伝統的な京町家のエッセンスを踏まえた和モダンな外観。内観は「蔵」をイメージした展示室や「縁側」のような廊下、「網代文様」から着想された壁面ガラスなど、随所に日本的な意匠が施されている。館内には、この地のシンボルである渡月橋を一望できるカフェも併設される。