2018年度グッドデザイン賞の大賞は、貧困問題解決に向けてのお寺の活動『おてらおやつクラブ』に決定

2018年度グッドデザイン賞の大賞は、貧困問題解決に向けてのお寺の活動『おてらおやつクラブ』に決定

公益財団法人日本デザイン振興会の主催事業である、「2018年度グッドデザイン賞」の「大賞」「金賞」「グッドフォーカス賞」の受賞結果が発表され、2018年を象徴するデザインである「グッドデザイン大賞」は、『おてらおやつクラブ』に決定した。

「グッドデザイン大賞」は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、社会性、時代性、提案性などの面でもっとも優れているとされるデザインが選ばれる。今回大賞に選ばれた『おてらおやつクラブ』は、大賞候補であるファイナリスト6件の中から、本年度グッドデザイン賞審査委員とグッドデザイン賞受賞者、受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」の来場者による投票が実施され、最多票数を得た。

『おてらおやつクラブ』は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にある家庭へ「おすそわけ」する活動。活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物などの食品や日用品を届けている。日本国内において子どもの7人に1人が貧困状態にあり、一日一食の食事に困る子どもたちが増えている。その一方でお寺にはたくさんの食べ物がお供えされている。全国のお寺の「ある」と社会の「ない」をつなげることで、貧困問題の解消に寄与することを目的にした活動だ。

また、「2018年度グッドデザイン賞受賞展」が東京ミッドタウンで11月4日まで開催中。今年は「みつけて、とれたて、グッドデザイン」をテーマに、2018年度のグッドデザイン賞を受賞した1,353件すべてを展示紹介。特別賞・ベスト100の特別展示や、受賞数上位企業オリジナルのブース出展、トークそれを読むを行うほか、ポップアップストアも出店される。