第227回 木村愛 (グラフィックデザイナー)

[桐山登士樹の推薦文]

木村愛さんのグラフィックデザインは、以前所属していた「粟辻デザイン」当時から見てきた。一見穏やかそうに見えるが頑固な側面も持つ仕事人だ。そして、時々私のプロジェクトも依頼している。木村さんの一番の特徴は、思い切りの良さだと思っている。熟考に熟考を重ねた上で、踏み出す姿勢や丹念に人の意見に耳を傾け対応する柔軟性=しなやかさを持っているデザイナーだ。求めるものを確実に構築していく安定感もある。これまで老舗和菓子屋のリニューアルのマークや包装紙の仕事が多かったが、最近は水族館のサインデザイン、国内外の展覧会、展示会ツール、さらには絵本の装丁まで確実にデザインの領域を拡張させている。ちょっと職人的な気質がある方(デザイナー)だ。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

木村愛(グラフィックデザイナー)

木村愛(グラフィックデザイナー)

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、粟辻デザイン勤務。その後独立し、ロゴマーク、パッケージ、書籍、サインなどのデザイン、イラストレーションを手がける。女子美術大学非常勤講師。

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