ANAORI CARBON POT “OVAL”

2016 / 穴織カーボン株式会社(ANAORI CARBON KITCHENWARE)

世界初のカーボン製無水調理鍋のフラッグシップモデル。カーボングラファイトという新素材の可能性より、「食」の新しい未来をつくるという大きなテーマに挑戦した。

素材価値が高く、加工が「切削」に限定される中、素材の性能(鉄鋳物鍋の5倍の遠赤効果と4倍の蓄熱性)を最大限に引き出しつつも、使いやすさや高い質感と官能的な美しさのバランスを追求。縦断面でみた形がスーパー楕円のアイデアにいたった。キッチンやテーブルと調和する力強いシンプリシティを大切にしながら、使うほど愛着の湧くレトロな味わいと色合い、新素材の未来を感じるフォルムと仕上げにこだわった。さらにユーザーが、高揚感を得られるようなものにしたいと考えた。

2017年iF DESIGN AWARD(ドイツ)・red dot award(ドイツ)・JIDAデザインミュージアムセレクションVol.19・COOL JAPAN AWARD、2018年GERMAN DESIGN AWARD(ドイツ)受賞

Photo:下村亮人
料理:堀尾誠一

ANAORI CARBON POT “OVAL”(工業アートクリエイター)

川合辰弥(工業アートクリエイター)

1977年熊本県生まれ。中部大学 工学部機械工学科卒業。自動車の開発技術者を経て、2010年に「Carozzeria Kawai Corp.」を創業。工業デザインとアートの中間に位置する製品を創る「工業アートクリエイター」として、キッチン&テーブルウェア・ジュエリー・インテリア・電化製品・建築建材などで、カーボンとセラミック素材を主体とした製品を開発。ブランド・ビジネスモデルの構築までを総合的にプロデュース。2011年よりフランクフルト・ボローニャ・パリ・上海・東京などで作品を発表。2016年グッドデザイン賞・The Wonder 500、2017年iF DESIGN AWARD(ドイツ)・red dot award(ドイツ)・JIDAデザインミュージアムセレクションVol.19・COOL JAPAN AWARD、2018年GERMAN DESIGN AWARD(ドイツ)・iF DESIGN AWARDを受賞。2018年穴織カーボン株式会社の外部取締役CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任。

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