第178回 岡本友紀 (鍛冶職人)

[桐山登士樹の推薦文]

初めて鍛冶職人の肩書きを持つ方の登場です。広島を拠点に鉄に生命を吹き込んでいる岡本友紀さんをツイッターで知った。それ以降、注目していたものづくり人だ。「パリの街に溶け込む鉄製品の美しさに惹かれ…」と自己紹介に記されているように1900年のパリ万博を契機に開花したアールヌーボー様式を愛する。建築家のギマールによる地下鉄駅を今でも目にする事ができるが、この優美な装飾デザインに魅せられ、多様な活動を実践されている。現代のドライな建築や空間に岡本さんの作品が情緒的な豊かさや美しさとなって生命を宿らせている。ここに岡本さんの強いメッセージを受け止めることができる。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

岡本友紀(鍛冶職人)

岡本友紀(鍛冶職人)

パリで街に溶け込む鉄製品の美しさに惹かれ、鉄装飾に興味を持ち始める。広島のカフェで出会った鉄製シャンデリアに一目惚れをし作者の鍛冶職人に弟子入りを志願。証券会社の営業担当から一転、鍛冶の世界へ。故師匠の元で10年間修行し、独立。広島のアトリエを拠点にオーダーメイドで照明などのインテリアから大型のオブジェまで様々な作品を手掛け、国内外で活動中。制作活動の他、2011年秋/資生堂(エリクシールシュペリエル)・2013年春/サントリー金麦(広島版)などのCMに出演。重力からの解放を感じさせる軽やかで柔らかな表現で日々、鉄が持つ可能性に挑戦している。

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