クリエイションの発火点

minna / デザインチーム

普通の生活を大事にする「職住近接」が理想的-minnaインタビュー(3)

ふたりの思考の違いを補えるのがminnaの強味

聞き手:瀬尾陽(MonitoriPlovdiv編集部) 構成・文:齋藤あきこ 撮影:葛西亜理沙

− 常にいくつものプロジェクトを進行させている印象がありますが、ふだんどのくらいのプロジェクトが同時に動いているんですか?

角田:サイズやジャンルは様々ですが、だいたい20くらいです。

長谷川:僕らの仕事は、グラフィック、プロダクト、空間などを横断したものが多いことが特徴です。最近は、それを読むのビジュアルから空間までの全体のアートディレクション案件や、飲食の新ブランド立ち上げで、ネーミング段階から関わっているブランディング案件などもあります。

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− どういった部分で、依頼を「引き受けよう」と思うんでしょうか?

角田:基準などはあまりありませんが、クライアントの方に熱意がないものはこちらも出来ないと思いますね。私たちが”想いそのもの”をつくるわけではないので。その想いをわかるように、見えるようには出来るんですが……。なので、熱意がある人との方が結果も含めて面白いですね。こっちもパワーが必要になりますけど(笑)。

長谷川:最近は製紙メーカー「中越パルプ工業株式会社」による、使われなくなった竹の有効活用を狙った、日本の竹100%で出来た「竹紙」のプロジェクト「MEETS TAKEGAMI(ミーツ タケガミ)」をやっています。実はこの竹紙は1998年ぐらいからあるのに、いまだ存在を知られていない。でもすごい可能性を秘めた素材で、原料に大量の竹を使うので、いま問題になっている日本の放置竹林の対策になっている。この紙の知名度が上がって、生産量が上がるほど貢献できるという。この間最初の製品がリリースされたところなので、これからどうやって魅力を伝えていくかですね。

竹紙と社会の接点をつくるブランド「MEETS TAKEGAMI」

竹紙と社会の接点をつくるブランド「MEETS TAKEGAMI」

− プロダクトの背景を聞くと「なるほど!」と思うのですが、それ自体の魅力として発展していくかはまだ未知数というか、これからですよね

長谷川:原価が高いことや素材としての魅力という面では、文具としての機能で訴求するのには限界があるんですが、感覚に訴える方には向いていると思うんです。「MEETS TAKEGAMI」というブランド名も、竹紙と社会の接点を増やすことを究極の目的にしています。

総合製紙メーカー「中越パルプ工業株式会社」は、1998年から使われなくなった竹の有効活用に取り組み、日本の竹100%の「竹紙」を製造している。年間2万トンの竹の集荷を行い、紙の原料として持続的に活用することで、森林や里山の保全再生だけでなく、地域経済に貢献、社会問題にも挑戦している

総合製紙メーカー「中越パルプ工業株式会社」は、1998年から使われなくなった竹の有効活用に取り組み、日本の竹100%の「竹紙」を製造している。年間2万トンの竹の集荷を行い、紙の原料として持続的に活用することで、森林や里山の保全再生だけでなく、地域経済に貢献、社会問題にも挑戦している

− ちなみに、お二人はどういう役割で仕事を進められているんですか?

長谷川:明確な役割というよりはなくて、ふたりでやっていることの強みというのは思考の面ですね。強いていえば、僕が0から1的な発想をすることが得意で、角田は1を100にする能力が長けている。それを補い合えているから、こういうプロジェクト形態が組めているのかなと思います。

角田:いつも最終ゴールはふたりで話し合って決めています。最初にコンセプトやビジョンは共有した上で、じゃあどっちが担当しようかという感じです。あとは役割というか、尻に敷く方と、敷かれに来ている方というくらいですかね。長谷川が私の尻に敷かれに来ている方です(笑)。

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「minna」のしごとば

minnaが事務所を構えるのは、東急東横線の学芸大学駅。駅の東西に個人商店が立ち並ぶ活気のある街であると同時に、渋谷駅から10分足らずと好アクセスながら、低層マンションや一戸建てが中心の静かな住宅地でもある。洗練と親しみやすさの程よい混ざり具合が、なんとなくminnaのおふたりの考え方やデザインと近しいものを感じさせる。

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− 公私ともにパートナーとして活動されていますが、いまはお子さんもいらして、仕事のペースも変わってきましたか?

長谷川:そうですね。いままでどおりに行かないこともたくさんあるのですが、子供がいる前提で仕事を全部組み立て直してみたら案外回っているので、結果良かったなと思っています。

角田:もともと私たちは「普通の生活をすることを大事にしよう」と思っているので。そういう意味では子供ができたことで、よりその理想に近づきました。

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長谷川:やっぱり「職住近接」は意識しています。ここは自宅からすぐ近くですし。南青山とかに事務所を構えるのはかっこいいんですけど、そこに住むというのはやっぱり難しいかな。もうちょっとのどかな雰囲気のほうが良いし。でも都心からアクセスが悪いとお客さんに来てもらいにくいので、渋谷とか新宿からアクセスしやすい路線で探していたら、ちょうどこの物件が見つかりました。窓からの眺めが気持ち良いんですよね。

角田:暮らしの中に、デザインも仕事もあるし。気持よく暮らせる場所を考えた結果、学芸大学になりました。この街に住んでいる人も多いけれど、ベットタウンというところまではいかない場所なので気に入っています。

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社会に機能させるデザインを生み出すべく奮闘するminna。その充実した「暮らし」の中から、あたらしいアイデアが生まれるのかもしれない。

株式会社ミンナ

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