“いま”良くて“あと”になっても良い、デュラビットのデザインが愛される理由

「wipe」(寺岡万征・鍋島貴)インタビュー(2)

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“いま”良くて“あと”になっても良い、デュラビットのデザインが愛される理由

いま飲食店で求められるサービス、そしてデュラビットの製品を選ぶワケ

鍋島:最近はショッピングセンターでも、パウダールームにこだわっているところが多いじゃないですか。サービス業の全体の質が上がっていると思うので、トイレに対するデザインの質も上がっていると感じますね。飲食店においてもサービスを提供する「的」のひとつになっていますね。スタッフの接客とか料理の質は当たり前だと思うんですけど、トイレはクライアントによって意外と意識の差があります。ここは絶対こだわったほうがいいって理解しているクライアントは、きちんとサービスをしようという姿勢なんだなと思いますね。

「wipe」の鍋島貴氏

「wipe」の鍋島貴氏

寺岡:僕らがデュラビットの製品をよく使うのは、昔からブランドとしての格を感じていて、単純に良いものだから使ってみたいというところからはじまっています。他社の製品も色々と使って感じたのは、良い意味で堅すぎずクラフトマンシップが残っているというか。ただそれだけじゃなくて、日本の企業以上にデザインへのこだわりがあるので、無駄な要素は省いているけど機能性は追求している。建築とかデザインをしている人間なら、きちんとデザインされているものを使いたいのが基本じゃないかな。

鍋島:店舗や飲食店は色々なお客さんが使うので、普遍性のあるデザインなのが素晴らしいと思います。デュラビットの理念「デザインのためのデザイン」をしない、あれがとても良いなあと思っていて。やり過ぎないというか、ユニバーサルなデザインを心がけていると思うので、色々な空間に合いやすいのかなと。ディーター・ラムスの「レス・アンド・モア」の哲学にも通じるものがありますよね。

寺岡:衛生陶器単体では難しいかもしれないんですけど 個人的に考えるのが好きなのはアフォーダンスをどうするかっていうのがあって。例えば、取手が丸かったらなんとなく回すし、横棒だったらスライドさせるし、縦だったら押すか引くかするし。要は意識しなくても扉だとわかるような存在が良いんじゃないかって。気持ちを害せずに使いやすければ、それが一番良いデザインみたいな話です。デザインしすぎないみたいなことと似てるような気がしているんですけど。

「wipe」の寺岡万征氏

「wipe」の寺岡万征氏

鍋島:トイレかなと思ったらスタッフルームだったとか、厨房に入ってしまったみたいなことになってるお店があるんですけど、そうならないようにアフォーダンスができているプランをつくるっていうのは心がけていますよ。

“いま”良くて“あと”になっても良い、耐久性のあるデザイン

寺岡:僕がデュラビットで一番好きなのは「サステナビリティ」の部分かもしれない。ドイツのメーカーらしく良いものを長く使うという発想。

自分たちがつくるものも、基本的に長く使ってもらいたいというのがあります。適当に考えて短命で終わってしまうよりは、一生懸命コンセプトを考えて、それが商売としてうまくやっていけたほうが効率的ですし。けっこう解体に立ち会うことも多いので、あれだけ廃棄されてしまう状況を見ると、「なんか嫌だなあ」と感じるので。でも、やっぱり長く使うにはちゃんと耐久性があるもの、それは素材としての耐久性とは別に、デザインとしての耐久性もあったほうがいいと思います。

もちろん“いま”のデザインというのも大事ですけど、“いま”も良くて“あと”になっても良いっていうのが一番ですよね。よく使っている「ARCHITEC」とかは本当に飽きが来ない、品良くそこに佇んでいるっていうのが魅力なのかなと思います。

フランク・ハスターのデザインによる 「ARCHITEC」シリーズ、 建築デザインのベーシックな要素である円と四角のインスピレーションの根源

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鍋島:寺岡と一緒の結論になるんですけど、突拍子もないデザインには驚きがありますけど、スタイリッシュでアクがなくて美しくまとまっている、「デザインのためのデザイン」をしないというのがデュラビットらしさですよね。これがまた難しいんですけどね(笑)。

撮影:木澤淳一郎

■デュラビット

■wipe

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