滋賀近美アートスポットプロジェクトVol.2《Symbiosis》

井上 唯《海を眺めている》2011井上 唯《海を眺めている》2011

2017年4月からリニューアル整備に向けた長期休館に入っている滋賀県立近代美術館。同館はこの休館の期間を利用し、県内さまざまな地域で美術館の活動を展開する試みを行っています。「滋賀近美アートスポットプロジェクト」はその一環として、滋賀県にゆかりある若手作家を中心に紹介するとともに、開催する地域の方と交流・協働を目指すプロジェクトです。

高島市安曇川町の泰山寺野周辺には、太山寺(たいさんじ)と泰山寺(たいさんじ)、2つのエリアがあります。太山寺地区は、比良山系の北限となる阿弥陀山に戦国期まで存在した太山寺を中心とした古い歴史を持つエリアです。一方、泰山寺地区は、昭和24(1949)年以降に入植者の手によって開拓された新しい歴史を持つエリアです。隣接した二つのエリアは土地と不可分な人の営みによって、その歴史と風景を築き上げてきました。

農業をなりわいとして生きる2つの地域の人々と土地の関係は、ただ互恵的な関係ではなく、共に生きていく他ない、よりシビアな共生関係を結んでいます。中世までの泰山寺野にあった赤松の原生林と根笹の茂みは、近代の血のにじむ手作業の開墾によって広大な農地へと姿を変えました。現在は過疎化の波が押し寄せながらも、今も住み続ける方に若い世代が加わり、新たな歴史と風景が作られています。

今回は太山寺と泰山寺、2つのエリアを横断しながら、土地や人、異なった歴史、そして人と人との共生関係=シンビオシスをテーマに、滋賀にゆかりのある3人の若手作家、石黒健一、井上唯、藤永覚耶の新作による展覧会を行います。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》

【関連それを読む】
●アーティストトーク
日時:9月21日(土) 14:00~
場所:田中邸長屋、山里暮らし交房風結い
出演:石黒健一、井上 唯、藤永覚耶
進行:荒井保洋(滋賀県立近代美術館学芸員)
※入場無料、事前予約不要

※そのほかのそれを読むなど、詳細は公式ホームページをご覧ください

開催期間 2019/09/21(土)~2019/10/20(日)
時間 10:00~17:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
参加アーティスト 石黒健一、井上 唯、藤永覚耶
会場
  • 田中邸長屋および周辺エリア 他
  • 滋賀県高島市安曇川町田中4915
お問い合わせ 077-522-2111
会場URL https://www.shiga-kinbi.jp/
詳細URL https://www.shiga-kinbi.jp/?p=23235