ル・コルビュジエ/チャンディガール展-創造とコンテクスト-

Takashi Homma High Court 1 2013 Lambda print © Takashi Homma Courtesy of TARO NASUTakashi Homma High Court 1 2013 Lambda print © Takashi Homma Courtesy of TARO NASU

ル・コルビュジエは近代を代表する巨匠建築家として知られている。そしてその活動は、彼が提唱した「近代建築5原則」が示す通り、合理主義的な考えと技術革新をともなって発展していく世界のイメージに根ざし、一つの普遍的論理が広く世界で通用するという信念に基づくと考えられてきた。

しかし、ル・コルビュジエが場所の環境や風景、また風土や文化など、計画にかかわるコンテクストに多くの注意や関心を払っていたことはあまり知られていない。特にインドのチャンディガールをはじめとする晩年の作品群では、こうした関心が、彼の建築・都市デザインの直接的なインスピレーションの源となって、より複雑な全体の生成に寄与している。

本展では、ル・コルビュジエの手によるチャンディガールでの作品群を例にとり、ヨーロッパから遠く離れたインドという異質の環境下における、ル・コルビュジエのクリエイションとその土地ならではのエレメントとの関係を考察する。展示では、貴重な建築資料や模型、建築家自身の手によるオリジナルスケッチや油彩画、リトグラフなどの美術作品に加えて、写真家・ホンマタカシがチャンディガールで撮影した写真や映像作品が紹介される。こうした多種にわたる展示によって、ル・コルビュジエがそこで見聞きし、感じ、考え、そして表現しようとしたものを感じ取ることができると同時に、それらを通して、ル・コルビュジエ作品に宿る、近代思想をも超えようとする精神を垣間見る機会が提供される。

【関連それを読む】
●シンポジウム「ル・コルビュジエ-都市への眼差し-」
登壇者:加藤道夫(東京大学大学院教授)、千葉学(建築家、東京大学大学院教授)、ホンマタカシ(写真家)
日時:6月2日(土) 14:00~16:10(受付開始13:30)
会場:寺田倉庫 T-ART HALL
定員:80名
参加費:1,000円
※要事前申込み、先着順

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開催期間 2018/05/26(土)~2018/07/16(月)
時間 11:00~19:00(入館は閉館1時間前まで)
休館日 月曜日(ただし、祝日の場合、翌火曜休館)
入場料 一般3,000円/大学生・専門学校生2,000円/高校生以下1,000円
参加アーティスト ル・コルビュジエ、ホンマタカシ
会場
  • 建築倉庫ミュージアム
  • 東京都品川区東品川2-6-10
会場電話番号 03-5769-2133
会場URL
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