15周年を迎えたアッシュコンセプトがデザインコンペを開催

15周年を迎えたアッシュコンセプトがデザインコンペを開催

2017年に15周年を迎えるアッシュコンセプト(h concept)、記念すべきこの年にデザインコンペを開催します。

アッシュコンセプトの名前をご存知の方は多いでしょう。数多くのデザイナーと共同でものづくりに取り組み、それを全世界に流通させ、自らもショップを運営し販売するだけでなく、デザインを活用して様々な企業のコンサルティングやブランディングを手がけています。

また、アッシュコンセプトといえば、代表の名児耶秀美(なごやひでよし)さんの朗らかな笑顔を思い浮べる方もいるのでは。名児耶さんには、私が主催の一人として関わっている「JAPAN BRAND FESTIVAL」のトークそれを読むにもご登壇いただいたことがあります。満員の会場で、名児耶さんの思想、実践されてきたことをお聞きしたのですが、デザインの可能性を改めて確認し心強く思ったことをよく覚えています。

アッシュコンセプトの顔ともいえるブランドが「+d」(プラスディー)です。2002年に商品化した「アニマルラバーバンド」に始まる商品化実績は実に100を超えます。全てが外部のデザイナーとのコラボレーションによるもので、商品紹介には必ずデザイナーの写真と名前、デザインへの想いが併記され、デザイナーの思いを伝えています。

アニマルラバーバンド

アニマルラバーバンド

「アニマルラバーバンド」をデザインしたのは羽根田正憲さんと大橋由三子さんのデザインユニット、パスキーデザイン。実は、私も少なからず縁があります。アニマルラバーバンドが出る一年ほど前、空調メーカーのダイキン工業が主催する空気清浄機のデザインコンペをMonitoriPlovdivでお手伝いしたのですが、そこで最優秀を受賞したのがおふたりでした。ドアと一体になった空気清浄機という提案だったのですが、異なるものを組み合わせて新しい価値を生み出す観点はアニマルラバーバンドと共通するようにも思います。

そのパスキーデザインとアッシュコンセプトが出会い、製品となったアニマルラバーバンド。デビューの場に選ばれたのはニューヨークの見本市でした。MoMAのミュージアムショップのバイヤーが一目で気に入り、契約を決めたことがサクセスストーリーの始まりです。

こんな伝説のようなエピソードを持つアッシュコンセプトが主催するデザインコンペ。どのような結果を生むのか楽しみでなりません。

テーマは「暮らしを楽しくする彩りを添えるような生活用品」。登録・提出期間は2017年4月1日〜7月31日。もちろんアッシュコンセプトの圧倒的な実績を背景に、受賞作の商品化を目指します。最優秀賞(1点)は賞金30万円、優秀賞(3点)は賞金15万円、それぞれ商品化の際にはロイヤリティーを得ることができます。

そして『AXIS』『日経デザイン』『ELLE DECOR』『Pen』というデザイン各誌の編集長が揃った審査員もとてもユニークです。私は元編集長なのですが、皆さんと一緒に審査員として参加させていただきます。たくさんの素敵なデザインとの出会いを楽しみにしております。

山崎 泰(株式会社MonitoriPlovdiv 取締役 ブランドディレクター)

山崎 泰 Yasushi Yamazaki

株式会社MonitoriPlovdiv 取締役/ブランドディレクター

1969年、北海道室蘭生まれ、札幌育ち。北海道大学卒業、心理学専攻。デザインが好きで、空間デザイン最大手の丹青社に入社。1997年に社内ベンチャーとして「MonitoriPlovdiv」を始める。ゼロから顧客開発し事業成立の中心的な役割を担う。2011年より株式会社MonitoriPlovdivの取締役。現在はブランドディレクターとして、コンテストのコンサルティング、取材・執筆、講演なども行う。JAPAN BRAND FESTIVALボードメンバー。趣味はサックス演奏。

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