MonitoriPlovdiv編集部の「そういえば、」2019年7月

MonitoriPlovdiv編集部の「そういえば、」2019年7月

ニュースのネタを探したり、取材に向けた打ち合わせ、企画会議など、編集部では日々いろいろな話をしていますが、なんてことない雑談やこれといって落としどころのない話というのが案外盛り上がるし、あとあとなにかの役に立ったりするんじゃないかなあと思うんです。

どうしても言いたいわけではなく、特別伝えたいわけでもない。そんな、余談以上コンテンツ未満な読み物としてお届けする、MonitoriPlovdiv編集部の「そういえば、」。デザインに関係ある話、あんまりない話、ひっくるめてどうぞ。

6分の1サイズの小さな封筒

そういえば、先週、西荻窪の紙モノ雑貨店「」でこんなものを見つけました。

茶封筒ミニ

茶封筒ミニ

小さい。かなーり小さい。

自分がよく知っている「封筒」とくらべると、6分の1くらいの大きさです。パッケージにも記載してあるとおり、500円玉がちょうど入るサイズ。パッケージの裏面を見ると、“封筒メーカーがまじめに作った小さなかわいい封筒のシリーズ”と記載があります。

調べてみたところ、この商品は山梨県に本社をかまえる、株式会社マルアイの封筒ブランド「藤壺」から発売されているミニ封筒シリーズだそう。定番の封筒のサイズを40%に縮小したもので、ほかに月謝袋のミニサイズもあるんです。

(左から)500円玉、茶封筒ミニ、月謝袋ミニ

(左から)500円玉、茶封筒ミニ、月謝袋ミニ

大きなものと遜色なく、きちんと郵便番号欄や給与のハンコ欄など印字されています。使い方としては、小銭を人に返したり、お小遣いを渡すときなどに重宝されるのかなと勝手に思いました。

このように、自分がよく知っている通常サイズよりも明らかに小さいものを見ると、なんだか「かわいい…!」と思ってしまうのが人間の不思議。ほかにもこんな小さいものがあるよ!という情報がありましたら、ぜひ教えてください。

■藤壺ミニ封筒

(石田織座)

マイク・ミルズが手がけるThe NatioalのLPジャケット

そういえば、今年出たThe National の新作『I Am Easy to Find』のLPをこの前買ったんです。限定版のクリア・ヴァイナルの2枚組。

The National『I AM EASY TO FIND』LPジャケット

The National『I AM EASY TO FIND』LPジャケット

The Nationalはずっと好きで聴いていたんですけど、今回はジャケットのクリエイティブ・ディレクションをマイク・ミルズがやっているということで、これはちゃんとフィジカルで買わなきゃなと思ってすぐに注文しました。マイク・ミルズといえばSonic YouthやAIRなどのジャケットを手がけていることで有名ですが、さいきんはもうすっかり映画監督としての活動の方がメインという印象ですよね。Discogsをみても、そんなにレギュラーでデザイナーとしては活動していないようだし。

『I Am Easy to Find』はマイク・ミルズのショートムービーとアルバムが呼応するようにつくられていて、26分間の映像は彼のフィルモグラフィのひとつとして長編に劣ることないクオリティ。昨年の『20センチュリー・ウーマン』に続く作品としても観れる。

モノクロの映像の合間に印象的に色が差し込まれていくビジュアルイメージが、きちんとLPジャケットのデザインと統一されていて、「もの」としての完成度がとても高いです。映画のDVDやBlu-rayのパッケージってデザインにこだわったものがあまり多くないので(限定版ボックスとかそのくらい?)、こういったかたちで映像との統一感がある作品はすごくいいなと思います。買ってよかった。いまはThom Yorkeの『ANIMA』が欲しい。

(堀合俊博)

ベタベタ貼ってこそのステッカーチューン

そういえば、とすっとぼけるのは無理があるくらい、イイ歳してステッカーが好き、いやステッカーをPCに貼るのが好きです。通称「ステッカーチューン」というヤツです。

ステッカーチューンは、「私はこういったものが好きですよー」というメッセージを手っ取り早く伝えられるので、けっこうコミュニケーションの手段として有効だなあと思っています。もちろんレアなステッカー自慢したいスケベ心もちょっぴりあります。

7月5日現在、社用PCのステッカーチューンはこんな感じ。

いちおう大雑把なテーマと、自分なりのグリッドみたいなものを設けていて、当初はモノクロのみで構成していたのですが、現在では静かにルールが破綻しはじめました(笑)。個人的には、noiz architectureの「とんき」ステッカーがお気に入りです。これは今年の年賀状代わり(?)にいただいたもので、noiz architectureが事務所を構える、目黒のとんかつ名店「とんき」を大胆にサンプリングしています。猪年に合わせた、この攻めたセンスがさいこうです。

ほかにも、家には「死蔵」と呼んでいいくらい、日の目を見ないステッカーがたくさん眠っています。「捨てるに捨てられないステッカーを貼りましょう!」それを読むがあったら、ぜひ参加してみたいところです(そんなものはない)。

(瀬尾陽)

タイトル画像:松原光