美しい山の景色を、写真に収め、集める。

美しい山の景色を、写真に収め、集める。

初めまして。デザイナーの鈴木優香と申します。このたび「山岳収集癖」というタイトルで連載をさせていただくことになりました。

1年ほど前から、山で見た景色をハンカチに仕立ててゆくプロジェクト「MOUNTAIN COLLECTOR」を手がけています。デザイナーである鈴木優香が自らを山岳収集家と称し、登山・山行記録の更新・ハンカチの制作を繰り返しながら、二度とは見られない景色を集めていくというものです。

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「MOUNTAIN COLLECTOR」は自身の登山の記録を残すために始めた、ごくごく個人的な活動です。最近は月に2~3回のペースで山に登り、写真は全て愛用のフィルムカメラで撮影しています。

山の存在を意識し始めたのは学生のころ。大学の所有する山小屋でデザインについて語り合う「山ゼミ」と呼ばれる合宿がありました。内容は正直あまり覚えていないし、山に登りたいとも思わなかった。でも、山の肌寒さや月明かりで影ができること、小屋に溢れる人の声やストーブのにおいを覚えています。

その後、アウトドアメーカーへの就職がきっかけで山に登り始め、そこから飽きることなく続いて今年で7年目。今はデザイナーとして、山との関わり方を探っています。

山にはたくさんの美しいものがあります。少し歩けばめまぐるしく景色が変わり、色々なものが目に飛び込んできます。空と山の境界線、山肌の色、植物の形、雪の白さ。もしかすると、余計な情報が入ってこない分、美しいと感じるものが増えるのかもしれません。

あ、と思ったときに、私はカメラを構えてそれを収集する。次に来るのは何年も後かもしれないし、もう一生来ないかもしれない。毎日同じ道を通る日常とは違い、山では「二度と同じ景色は見られない」という気持ちが強くなり、いつもより感覚が研ぎすまされるように思います。

ガスがかかって遠くの山並みが見えなくとも、足元には青々としたハイマツが茂っているし、いい色をした岩も転がっている。シャクナゲの花が散ってしまっても、きれいな枝のラインがよく見えて私は好き。山小屋のガラス戸に降りた霜。雪の上に落ちた枯れ葉。道の分岐に佇む素朴な看板もまた良い。

この連載では、私が山で集めてきた美しいものを、ぽつりぽつりとご紹介していきます。誰かがいいと言ったものではなくて、自分がいいと思ったものだけを。読んでくださるみなさんのアンテナに、引っかかるものがあるかどうか……。

では、次回をお楽しみに。

撮影:鈴木優香

鈴木優香(デザイナー)

1986年千葉県生まれ。2011年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。株式会社モンベルの商品企画部を経て、2015年に独立。その翌年から、山で見た景色をハンカチに仕立ててゆくプロジェクト「MOUNTAIN COLLECTOR」をスタート。現在は、山に登っては写真を撮り、制作をする日々を送っている。

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