富山県美術館開館記念企画展Part II

「素材と対話するアートとデザイン」にて最もこだわった導入部の軸線。上から吊られたムホーさんの作品と、中央には倉俣史朗さんの作品、両サイドには、右に吉岡徳仁さん、左に須藤玲子さんの作品を配置「素材と対話するアートとデザイン」にて最もこだわった導入部の軸線。上から吊られたムホーさんの作品と、中央には倉俣史朗さんの作品、両サイドには、右に吉岡徳仁さん、左に須藤玲子さんの作品を配置

富山県美術館での、「富山県美術館開館記念展 Part 2 素材と対話するアートとデザイン Art and Design, dialogue with materials」と、国際北陸工芸サミット「ワールド工芸100選」展という二つの展覧会を無事に終えて正直ホッとしている。

「素材と対話するアートとデザイン」、エマニュエル・ムホーさんの作品「COLOR OF TIME」

「素材と対話するアートとデザイン」、エマニュエル・ムホーさんの作品「COLOR OF TIME」

「COLOR OF TIME」撤去作業風景

「COLOR OF TIME」撤去作業風景

数多くの方に来館いただき、目標数値を越えることもできた。また、美術館としては2017年3月25日の一部施設オープンから9カ月で100万人が来館し、一年で120万人以上の方の来館が予想される。

「ワールド工芸100選」展 会場入口

「ワールド工芸100選」展 会場入口

「ワールド工芸100選」展 展示風景

「ワールド工芸100選」展 展示風景

会場では、20歳前後の若い方々や30歳代のファミリーも数多く目にすることができた。富山県以外からの方も多く、わざわざ東京や名古屋、大阪から来てくれた友人や知人もいて嬉しかった。

現代のライフスタイルは、モノの消費欲が鈍化して、生活者は体験型、学習型、さらにはネットワーク形成型へシフトしている。深い知識欲に目覚めはじめたとするならば、美術館はさらにその動向にあわせて進化しなくてはならない。

今回私が担当した二つの展覧会は、素材を軸に、その素材特性とさまざまな創作(開発)活動を通じて生まれていることを知っていただく機会を創出できた。アートやデザインは特別なことではなく、新たなモノを生み出す思考のエンジンだと置き換えたい。新たな可能性と役割を担う美術館運営に携わり、こうした施設が今後もっとクローズアップされることを実感した。やはりリアリティの世界に勝るものは無い。

富山県美術館からの風景

富山県美術館からの風景

学芸員が進める次回の展覧会にも期待していただきたい。

富山県美術館

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹(デザインディレクター)

株式会社TRUNKディレクター、富山県総合デザインセンター所長、富山県美術館副館長。

30年に渡ってデザインの可能性を探り、さまざまな基盤や領域の活動を実践。特に1993年から今日まで「富山県総合デザインセンター」で地域のデザイン振興に携わり、商品化を前提とした「とやまデザインコンペティション」の企画・実施。地域の資産を生かした「幸のこわけ」の企画・商品化で成果を創出。

これまで、YCSデザインライブラリーや富山県総合デザインセンターなどのインフラ整備に参画。展覧会では「ニューヨーク近代美術館巡回 現代デザインに見る素材の変容(1996)」「イタリアデザインの巨匠/アキッレ・カスティリオーニ展(1988)」「日蘭交流 400周年記念 DROOG & DUTCH DESIGN展(2000)」「イタリアと日本 生活のデザイン展(2001)」「80歳現役デザイナー長大作展(2001)」他多数。ミラノデザインウィークでは2005年よりレクサス、キヤノン(エリータデザインアワード2011グランプリ受賞)、アイシン精機(Milano Design Award 2016 Best Engagement by IED受賞)、セイコーウォッチ「THE FLOW OF TIME」を総合プロデュース(2018)。メゾン・エ・オブシェでは、JETRO広報ブース「Japan Style」、伝産協会の海外販路プロデューサーを担う。「2015年ミラノ国際博覧会」日本館広報・行催事プロデューサー(金賞受賞)。共書「ニッポンのデザイナー100人」(朝日新聞社)。経済産業省「世界が驚く日本2016」研究会座長ほか。

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