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野生のおくりもの

くらしに野生の種をまこう。

野生のおくりもの

「種まきびと」シリーズや、ていねいなくらし方に関する著書を多数刊行している早川ユミさんの新刊のテーマは「野生」。ユミさんが本能的に惹かれる土器や神事、アイヌや縄文のくらしからまなぶこと、直感を信じて生きる魅力的なひとびとなどについて、ダイナミックに綴るエッセイ集です。作家、田口ランディさんとの対談「ランディさんと『野生』を語る」も収録。

装画と挿画は、本書の中にも登場している、「野生」を描く注目の画家・ミロコマチコさんです。本全体から溢れ出る野生が、じぶんの内なる野生に気付かせてくれます。

漆原悠一(デザイナー)おすすめコメント

「野生」がキーワードの本なので、本のつくりとしても「野生」らしさが感じられるような造本プランを考えました。例えば、本文用紙は異なる種類の紙をいくつか寄せ集めて紙の束にまとめ、あえて雑に見えるようなかたちにしたり、製本の天をアンカットにしてラフな印象を演出しました。ただ、あくまで文章を引き立てるための演出なので、凝りすぎないようにデザインと造本のバランスに苦心しました。


画家のミロコマチコさんによるカバーと中面の絵については、こちらからほとんどリクエストをせずに自由に描いていただきましたが、ミロコさん自身にも内容に共感していただき、結果的に絵と文章それぞれが、本書の世界観を引き立てあうような相乗効果が得られたと思います。絵を迫力ある見せ方にしたかったので、カバーをZ折りにして、本来の帯はカバーの折り返しの一部で表現しました。カバーの紙には当初、手触りのあるクラフト用紙を用いていたのですが、発色があまりよくなかったこともあり、絵の再現性を優先して、古紙が70%以上入った環境対応のコート紙を最終的に使用しています。


プロフィール:漆原悠一

1979年大阪市生まれ。2002年京都精華大学デザイン学科卒業後、soup designなどを経て、2011年にデザイン事務所tento設立。エディトリアルデザインを中心に、デザインにまつわるさまざまな事柄に関わって活動しています。



発行 アノニマ・スタジオ
著者 早川ユミ
装画・挿画 ミロコマチコ
デザイン 漆原悠一(tento)
編集 村上妃佐子(アノニマ・スタジオ)
仕様 B6版変型、320ページ
ISBN 978-4-87758-764-2
shopvashtextil.com.ua/catalog/index/105-podushku/0/128

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